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受験であれば、1単語1秒、1問1秒といった、1秒単位の勉強を、60回づつまとめて、「1分間」という単位で勉強をしていく勉強法として使います。また、書籍であれば、見開き2ページを0.5秒でページをめくり、200ページの本であれば、1冊1分で読めるようにしていく勉強法です。

高校受験、大学受験、資格試験といった試験モノにも使えますし、本を1冊1分で読みたい場合にも使えます。

まず、試験モノの勉強法ですが、英単語で、1単語1秒を目で見て覚えるという訓練からスタートします。

その次に、1熟語1秒、1文法1秒など、すべての問題を1秒単位で解いていく訓練をして、1秒での勉強を当たり前にします。そして、それを60づつまとめていけば、1分間が完成します。

英語の長文読解では、1行1秒。最終的に、60づつまとめて、1秒で連続して復習すれば、1分間の勉強となります。資格試験でも、1問1秒という状態を作り出していけば、おそらく、ほとんどの試験で、合格できるようになるのではという推測に基づいたメソッドです。

「1秒で目で見て覚えるなんて、無理だ。できっこない」と思っている方もいるかもしれません。
ですが、「1秒で目で見て覚える訓練を、3ヶ月、6か月、毎日したことがありますか？」と聞くと、ほとんどの人が「ない」と答えるわけです。

勉強を始める前に、まず、1秒で目で見て覚えられるようになるトレーニングをしておくことが大切です。
そのあとに勉強を始めれば、ほとんどのスキルを得意分野にしていけるでしょう。

次に、1冊1分についてですが、社会人は本を読んで勉強することが多くなってきます。
200冊本を読めば、その分野の専門家と同等の知識がつくと考えています。

なので、本を1冊1分で読む方法をマスターすれば、どんな分野でも、1日20冊なら10日、1日40冊なら5日で、知識レベルでは、トップクラスに上り詰めることができるでしょう。この1冊1分のスキルのことを、「ワンミニッツリーディング」と名付けられています。