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CASEC(キャセック)の特徴と評判をどこよりも詳しく紹介

キャセック3つの特徴

キャセックは、株式会社教育測定研究所が手掛ける英語コミュニケーション能力判定テストです。

 

個人受験と団体受験両方が可能ですが、当サイトでは個人受験に関して記述いたします。

 

英検が開発した、PCから受験出来るWEBテスト

CASEC(キャセック)は、Computerized Assessment System for English Communicationの略。

 

日本初のアダプティブなテストとして、日本英語検定協会が基礎開発を行いました。現在は旺文社グループが運営しています。

 

アダプティブとは、適応型という意味。

 

パソコンからインターネット上で問題に取り組んでいくのですが、解答の正解・不正解によって次に出題される問題が変化していきます。

 

レベルの高い人は、次第に難易度の高い問題が出題されるようになり、レベルの低い人は易しい問題が出題されるようになる。

 

いわば、視力検査のような出題方法といえるでしょう。

 

 

「難易度×正解率」のかけあわせでスコアが算出され、単純に「正解率=高スコア」とならないところが、このシステムの肝になっています。

 

約400万人のデータベースを反映させて構築されたシステムとのことで、今の時代にふさわしいサービスといえますね。

 

キャセックの最高点は1000点、最低点は0点です。

 

【参照】トータルスコアでみる英語熟練度

スコアレベル トータルスコア PROFICIENCY(熟練度)
AA 880〜1000 日常生活や広く社会生活で交わされるコミュニケーションが可能
A 760〜879 日常生活や広く社会生活で交わされるコミュニケーションが可能
B 600〜759 日常生活や社会生活で交わされる基礎的なコミュニケーションが可能
C 450〜599 日常生活で交わされるごく一般的な内容のコミュニケーションが可能
D 390〜449 日常生活で交わされる基礎的な内容のコミュニケーションが可能
E 0〜389 挨拶や紹介などごく初歩的な応答などが可能

 

3,600円で受けられ、40〜50分のテストですぐに判定

1回の受験を受ける際の料金は3,600円(税込)となっています。TOEICの受験料が5,725円 (税込)ですから、リーズナブルですね。

 

試験は次の4つのセクションに分かれており、いずれも英語でのコミュニケーション力に不可欠な要素となっています。

 

語いの知識 日常生活や仕事で使われる語彙の知識の測定【4肢択一の空欄補充問題】
表現の知識 日常生活や仕事で使われる表現の知識・用法の測定【4肢択一の空欄補充問題】
大意把握力 日常生活や仕事の状況をリスニングし、内容の大意を把握【4肢択一のリスニング問題】
聞き取り能力 日常生活や仕事の状況をリスニングし、具体的な情報を聞き取る【書き取りのリスニング問題】

 

キャセックの試験は24時間365日いつでもオンライン上で受けることが出来ます。

 

しかも、試験時間は平均40〜50分。他の英語テストにくらべてとても速いのです。これは、適応型システムを採用いているからこその利点。

 

短い時間で、精度の高いスコアリングが可能となっています。

 

さらには、試験終了後すぐにスコア判定が表示されます。今すぐ、自分の実力を把握したい人には最適なサービスといえますね。

 

 

TOEICの目安点や英検級の目安級などがわかる

キャセックの受験者数は、169万人以上と着実に伸びてはいますが、まだ知名度はTOEICや英検に及びません。

 

そんな中、キャセックの判定結果画面では、同時に次の目安も表示されるようになっています。

 

・TOEIC(R)の目安点
・TOEFL(R)の目安点
・英検の目安級

 

キャセック初心者などは、トータルスコアの感覚値をつかむため、これらの目安数値をチェックすると良いでしょう。

 

また、就職活動や転職活動の資格欄に記入する際も、目安スコアを併記することで、相手も理解しやすくなります。

 

 

その他の確認項目

教材名 CASEC(キャセック)
教材種類 オンライン英語テストサービス
提供会社 株式会社教育測定研究所
対象レベル 初級・中級・上級
テスト時間 約40分〜50分
対応分野能力 聞く・読む・書く
料金 受験1回につき3,600円(税込)
支払方法

・クレジットカードでお支払
・コンビニ(オンライン伝票)でお支払
・コンビニ(郵送伝票)でお支払

 

キャセックはこちらから受験出来ます

キャセックの例題・練習問題をチェック

キャセックでは実際にどのような問題が出題されているのでしょうか?ヒアリング以外の問題をご紹介いたします。

 

ちなみに、キャセックでは問題の正誤については確認が出来ません。あくまでもレベルチェックの目的で利用することになります。

 

例題1

Two friends are studying.
David:Chris,did you finish the math homework?
Chris:Yeah,why?
David:I dont understand this question. Can you help me?
Chris:( ).Let me see.

 

・Not at all
・No problem
・Never mind
・None of them

例題2

A:Have you read this book,Michael?
B:Yes,its interesting.You can(   ).

 

・show
・give
・keep
・catch

 

キャセックのテストにチャレンジしてみる

就職に利用される認知度の高まり

キャセックは2001年にサービスを開始、依頼ジワジワと利用者を増やし、認知度が高まってきています。

 

キャセックの受験者数(累計と単年度)

 

2016年4月時点では、1,271団体の企業や学校で採用されています。

 

TOEICや英検に比べ、テスト実施における「時間」「労力」「コスト」を大幅に削減出来る点が今の時代に合っているのでしょう。

 

特にグローバル展開を行っている大手企業が積極的に利用しています。

 

 

各団体の利用用途としては次の通り。

 

・採用試験として
・研修の効果測定として
・人事昇格試験として
・内定者教育として
・全社員の英語力チェックとして
・自己啓発支援として

 

このように知名度が高まってきているため、就職や転職活動における資格のアピール材料の一つとして、使えるようにもなってきました。

 

キャセックの公式サイトはコチラ

TOEICとの違いは?

TOEICとの違いについて、項目別の比較表をまとめてみました。

 

項目 CASEC TOEIC
年間受験者数(2015年度) 17.2万人 277.9万人
受験料(税込) 3,600円 5,725円
試験日 年10回 いつでも受験可
試験時間 40〜50分 120分
判定結果がわかる時間 試験直後 約1ヶ月後

 

受験者数についてはTOEICに遠く及びませんが、コストやスピード面、利便性といった点では、キャセックに軍配が上がりますね。

 

忙しい今の時代にふさわしい受験スタイルともいえます。

 

キャセックの試験にチャレンジしてみる

キャセックの評判・感想・体験談の口コミ

良い評判

今すぐ気軽に受けられるものとしてCASEC(キャセック)をおススメしておきます。
※QAサイトより

CASECという自宅で40分ほどでできる英語のテストがあります。CASECとTOEICのスコアにはかなり強い相関があるので、目安とすればよいでしょう。
※QAサイトより

リスニング/スピーキングを中心に勉強してて、勉強のバランスが悪かった。

 

具体的には、英語の多読/精読、ボキャビルがおろそかだった。

 

今後はその辺を改善してみる。

 

そういう反省点が分かったのは、このCASECの一番の収穫です。

 

CASECはここアメリカでも手軽に受けられるので、3ヶ月もしくは6ヶ月おきに受験して勉強の成果を確認したいところだね。
QAサイトより

CASECという家でできるTOEICテストみたいなのを初めて受けてみた。 点数が思ってたより良かったのは、家でリラックスして出来るからかも。焦らないのは重要。 TOEICだとどれくらい、ってスコア換算できる英検が開発した英語の試験らしいです。英検、プライドないっすね。
(30代)※一般サイトより

自分も大学のクラス分けにCASEC受けました!
あれはとてもマイナーなテストなので、対策本はほぼ無いと思います。
それよりは、無勉でどれくらい取れるかを測る趣旨のテストなので特に対策する必要はありません。
問題構成も知らないまま受けましたが、ある程度正確に英語力を測ってくれました!
QAサイトより

イマイチな評判

TOEIC910点持ちです。

 

1年くらい前に受けたことがあります。
基本的に英検(が運営しているところ)が作っている試験なので、英検にどちらかというと似たような問題が多いです。

 

また、英検でいえば2級くらいまでです。準1級〜1級レベルの判定(目安)もとりあえず出ますが、そこは余り参考になりません(英検1級、準1級の難易度は、問1の容赦ない語彙問題にあるので。CASECではそういう問題は出ない)。

 

おそらくCASECの問題集はないと思うので(?)受けようと思っている英検、TOEICの問題集(に対応する、○○点、○級のための本)をやって受験すればOKです。PCからのオンライン受験であるという性質上、TOEICや英検と「似ていても」、やはり勝手が違うところはあります。あまり神経質にならないほうが良いです。
QAサイトより

 


キャセックで高得点を取るためのコツと攻略法

お伝えしたように、キャセックは多くの企業や学校で導入されるようになりました。

 

昇進試験や入社試験、学校のクラス編成などで初めて、キャセックの試験を受けることになったという人も少なくないようです。

 

そこで、キャセックで高得点を取るためのポイントをまとめています。ご参照ください。

 

「ガイドツアー」で出題傾向を把握する

キャセックの公式サイトでは、ガイドツアーという無料体験が出来、実際にどのような問題が出題されるのかを確認出来ます。

 

ですので、試験対策を行う前に、ガイドツアーを利用して問題傾向を把握するようにしましょう。

 

もし、昇進試験などがある方で、受験出来るだけの金銭的な余裕がある方は、事前に個人受験を受け、現時点でのレベルを確認してみてみるととても役立ちます。

 

各セクションで求められている能力を把握する

お伝えしたように、キャセックでは4つのセクションに分かれており、それぞれに必要とされている能力があります。

 

それぞれのセクションで必要な能力をここで改めて確認してみましょう。

 

セクション1 語彙力
セクション2 熟語/口語表現の知識
セクション3 リスニングによる大意把握
セクション4 ディクテーション(聞き取った英文の書き取り)

 

このように全体を確認すると、ボキャブラリーとリスニングが特に重要であることがわかります。

 

この2点をメインに学習すると良いでしょう。

 

制限時間をフルに使う

キャセックの試験では、解答時間の速さはスコアに関係ありません。

 

1問あたりの制限時間は90秒となっているので、時間をフルに使い、正確に回答するようにしましょう。

 

キャセックの試験にチャレンジしてみる

おすすめのキャセック対策本

キャセック対策の勉強をしたい方向は、専用の問題集が出ているので購入して勉強すると良いでしょう。

 

唯一のキャセック対策本であり、本番さながらの問題が再現されています。

 

【WEBテスティングサービス・CUBIC・TAP・TAL・ESP・CASEC対策用】「Webテスト」完全突破法【3】【2018年度版】

1620円

キャセックでカンニングは出来る?

キャセックで個人受験する場合、「テストを受ける時にカンニング出来てしまうのは?」と思った方がいるかもしれません。

 

実は、カンニングは出来てしまいます。。

 

具体的には、セクション1と2は単語と熟語に関する問題なので、テスト中に意味のわからない言葉があったら、スマホで調べれば答えがわかってしまいますね。

 

これを踏まえて、実際にカンニングするかどうかは個々人のモラルの問題になってきます。

 

例えば、就活で、キャセックでカンニングをして高スコアを出し、それをアピールポイントにして入社できたとしても、その後苦しむのは自分です。

 

入社後に実は英語が出来ていなかったというのがばれると、社内での評判はガタ落ちですね。

 

くれぐれも正当法でチャレンジするようにしましょう。

【まとめ】評価と「こんな人におススメ」

キャセックの利点は、いつでもどこでもオンライン上で試験を受けられ、即時に結果が出ること。

 

判定結果では、「どの問題が間違ったか」ということがわからないので、用途としては大きく次の2つということになるでしょう。

 

・上達度合いの定期的な確認ツールとして
・面接などで急ぎで資格欄を埋めるため

 

英語学習者にとっては、毎月1回程度のペースで、テストにチャレンジするとモチベーションの向上につながりますね。

 

試験時間がおよそ40分程度というのも実行しやすくなっています。

 

自分の実力度合いを測りたい方は一度受けてみることをおすすめいたします。

 

こんな人におススメ!

・忙しくて会場までTOEICを受けに行く時間がない人
・英語学習を続けていて、上達度合いを定期的にチェックしたい人
・就活や転職活動を急きょ行うことになり、アピールポイントをすぐに作りたい人

 

公式サイトへのリンク

 

 

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